僕が商品を売るときの流れをちょっと書いてみます。
これは自分の商品だろうと他人の商品だろうと共通です。
「この商品はたくさんの人に買ってもらいたい」と思えば、
まずその商品のどういう部分を、
どういう人に向けてプッシュするかを考えます。
多分これに要する時間は数分です。
このとき常に売上の最大化を目指すとは限りません。
その商品を必要としない人にまで買ってもらってもしょうがないからです。
購入者にがっかりさせてしまうと、クレームの元になりますし、
リピーターにもなってもらえません。
そしたら次に、販売シナリオを考えます。
何を、どういう順番で、どういう風に伝えれば、
対象とした読者が商品に最大の魅力を感じるか？
このシナリオによって売上はほぼ決定してしまうので、慎重に計画を練ります。
この過程ではときにほとんど商品に言及しないこともあります。
別に商品内容について熱心に語らなくても売れるので。
初心者はよくたった1回の記事で商品を売ろうとしますが、
はっきり言ってそれが稼げない原因だと思います。
よほどコアなファンがついている状況ならともかく、
なんの前準備もなしに1回の売り込みでバカ売れさせるなんて、
月収100万クラスで稼いでいる人たちでも難しいです。
商品を紹介するまでのシナリオ作りが
セールスにおいてはもっとも重要です。
ここにできるだけ多くの時間を割くべきです。
ただ、僕の場合、鉄板のパターンがいくつかあるので、
正直シナリオ作りには苦労しません。
そのパターンを元にすれば、商品の性格によって多少変更しますが、
30分くらいで骨子はできあがります。
ちょうど簡単なパズルを当てはめていくような感じですね。
あるいは解答を見ながら問題集を解いている感覚が近いかもしれません。
そして実際の記事を書いていきます。
これが一番時間のかかるところです。
ある程度の成約率を出したいと思うのであれば、
最低でも3記事、できれば5〜7記事くらい使って
販売のシナリオを作っていかなければなりません。
1記事書くのに僕の場合だいたい1時間はかかるので、
それまでの準備も含めると、
一回のセールスで平均5〜6時間程度費やすということになります。
まぁ長く見積もっても10時間はかけていないでしょう。
それでたいてい100万や200万の売上は発生させられます。
商品によっては500万以上売れることもあります。
またそのシナリオをステップメール化することで、
ほったらかしでも商品を売り続けることに成功しています。
最近はよく自動で日給20万くらいでるようになりました。
アフィリエイトが片手間になって、
月に数時間程度しか費やさないことが多くなってからも、
相変わらず毎月何百万円も売れているのは、
こういう鉄板のパターンを構築できたからです。
この業界で僕より稼いでいる人は確かにいますが、
僕くらい楽をして稼いでいる人はあまりいないかもしれません。
コンサルもしないし、サポートに費やす時間ほぼゼロだし、社員管理もないし。
別に僕にとってアフィリエイトはただの手段なので、
楽できる部分はさっさと楽をして、本当にやりたいことに時間を使います。
販売の勉強をしたのも、楽をしたかったからです。
売れるかどうかも分からない記事を書くために、
何十時間も何百時間も費やしたくありません。
商品の売り方なんてとっくに解明されてるのですから、
それを学んで、確実に売れる記事をピンポイントで書いたほうが楽です。
それに小手先のテクニックや裏技というのは、
時間が経過したり、ライバルが増えたりしたらすぐ使えなくなります。
その度にまた新しい手法を追いかけて、勉強しなければなりません。
しかし販売、セールスに関しては、
一回学んだら一生そのノウハウが使えてしまいます。
人間の本質は1000年前も1000年後もほとんど変わらないからです。
妙な裏技を追いかけなくても、商品の売り方を知っていれば、
自由に生きられる程度のお金は稼げます。
どう考えてもこっちのほうが楽です。
楽して稼ぎたいなら販売について勉強したほうがよほど合理的です。
引用元
⇒１０分で書いた記事、１日１０アクセスしかないのに
１万円の報酬を発生させた。
（『君の名は。』瀧と三葉のその後のお話。）
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（「君の名は。」予告2映像）
