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野球

全身のエネルギーを集めて パーンと炸裂させるイメージで練習しているんです。

「ムダってことはそこでエネルギーを浪費したり、
ヘンなところに拡散しているっていうことですよね。

それらを省いて一点に集中するから球も飛ぶんだと思います」
「なるほど」
バッテング理論としては正解に思える。

「だから僕は、いつも「エネルギーを集める」
というイメージを持つようにしているんです。

エネルギーの総量は変わりませんから、
全身のエネルギーを集めて
パーンと炸裂させるイメージで練習しているんです」

「そのエネルギーはどこから来るんですか?」
私がたずねると彼は
「えっ」と驚いたような声を上げ、
「すいません、そこまでは考えていませんでした」と謝った。

「もしかして、それは体重では?」
「そうかもしれません。
いや、でもそうなると体重を増やせばいいということになると思うんですが、
前にそれに取り組んだことがあるんです。

でも僕は食っても食っても体重が増えない。
だからその方法は却下しました」

「却下したんですか?」

「それより集める効率のほうが重要だと思うんです。
体重100キロの人が50%の効率で集めるエネルギー量より、

60キロの人が100%で集めるほうがエネルギー量は高いですから。

今、僕は20~30%、いや、もっと低いくらいですけど、、、、、」


彼は日常生活でも「ムダの排除」を実践しているらしい。

学校が終わると、まず学習塾の自習室に向かい、
そこで2~3時間、「一気に集中して勉強する」のだそうだ。

「家では完全にリラックスしたいんで、勉強はそこだけで終わらせるんす。

自習室ではとりあえず全教科にひと通り触れるようにしています。
1日やらないと取り戻すのに2日かかるといわれていますから、
そういう面倒なことを避けるためです。

1時間ほどかけて全教科を見て、
あとの時問で宿題や苦手な分野、
テストの準備などをします」

「そう決めているんですか」

「はい。自習室に入ったら、まず帰る時間を決めるんです」

「帰る時間?」

「その日の疲れ具合とやらなきやいけない分量などをみながら、
「今日はこの時間まで」と決めます。

そうするとその時間に終わらせるために一気に集中できる。

実際、その時間になった頃に
ちようど眠くなったりするんです」

「それで家に帰るわけですか」

「帰りの電車の中ではゲームをします。
行きの電車は単語帳などで暗記モノをやって、

帰りの電軍は遊びと決めているんです」

「で、電車を降りると?」

「家までの間、10分15分ぐらいですかね。

歩きながら野球のことを考えるんです」

「それも決まっているんですか?」

「はい。どうせヒマですから」
「ヒマなんですか?」

「はい。その道はほとんど車も通っていないので、
たまに前を見ていれば、そうそう事故ったりしないんで」

道路に注意しながら考えるのではなく、
考えにもっぱら集中するらしい。
寄り道などもしないのだろうか。

「どういうふうに考えるんですか?」

「「今日の練習ではこれができなかったな」とか
「先生からこれを指摘されたな」とか
「これは咋日できたけど今日はできるかな」とか」

「内容も決まっているんですか?」

「はい。その3パターンです」

「それで家に着いたら?」

「ひとまずカバンを置いて、
玄関にある。バットを持って家の前で素振りをします。
どうしても素振りになっちゃいますね。
基本的に1日100本やります」

「本当にムダがないんですね」

1日の大半をムダに過ごしている私などは感心するしかないのだが、
彼はさらにこう続けた。

「やっぱりメリハリって大事だと思うんです」

「そ、そうだよね」
教育的にも正しい考え方で、私はうなずくしかない。
引用元
「弱くても勝てます」: 開成高校野球部のセオリー

メリハリをつけることで
達成感という快感の中で日常をすごせるというわけだ。

これは本当にいいです。
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