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ゴルフ 野球

じゃんけんにはじゃんけんの悔しさがあり、 じゃんけんゆえに 次こそは勝てるような気もするのである。

開成の攻撃が特異なのはサインプレイがないことだった。
江戸川高校の打者は一球ごとにペンチを見てサインを確認する。
指示を受けるのである。

ところが開成にはそれがない。
すべて自分で判断するわけで、
開成はこの大会では異例のノーサインチームなのである。

青木監督によると
「サインを出して、その通りに動くというのは練習が必要です。
ウチはそんな練習をやらせてあげる時問もないし、
選手たちも器用じゃありませんから

バントしろと指示をしたって、
そもそもバントできないですからね。

それに、サインを見るというのは一種の習慣でして、
ウチの選手たちは見る習慣がないから、
出しても見落とすんですよ」とのこと。

指示を出しても意味がない
ということだが、
いずれにせよ大量得点にサインは要らないのである。

滝口君が私のほうに近寄り、帽子を脱いで、
「本当にすみませんでした」
と深々と頭をさげた。
「いい試合でした」
私がそう言うと、
彼は「そうですかね」といつもの照れ笑い。

客観的に見ても、
これはいい試合だった。
点差を競う形になったので、
開成のセオリーとは少し異なるが、
結果としてそうなっただけで、
攻撃自体は大量得点を目指すものだった。

甲子園には出場できなかったが、
それもあくまで結果としての甲子園不出場なのである。

「負けはしましたが、
自分たちがやろうとしていることはある程度できました。
十分とはいえませんが、
よくやったと思います」

青木監督も上機嫌だった。
守備も大崩れしなかったし、
大量得点できそうなところまで得点できたと。

「白井も最後にちゃんとしたスイングをしてくれました。
いいスイングをしても
6~7割は失敗するものですからしようがないです。

それに代走で出た池田も自分の判断でよく走ったことが僕はうれしい」

開成の夏は初戦で終わった。
じゃんけんに負けただけ、ともいえるが、

じゃんけんにはじゃんけんの悔しさがあり、
じゃんけんゆえに
次こそは勝てるような気もするのである。
引用元
「弱くても勝てます」: 開成高校野球部のセオリー

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